ハンケイ500m

自分たちの足で見つけたオリジナルな情報。
本物を知る「京都人」のためのフリーマガジン

ゆでレタスクラブ

Vol.12 : 2019年7月

これからの雑誌は
「人を巻き込め!」

往復書簡形式で雑誌の可能性を考える「ゆでレタスクラブ」。『レタスクラブ』の松田紀子編集長が、『ハンケイ500m』の円城新子編集長からの質問に答えます。

『ハンケイ500m』編集長 新子ちゃん

新子ちゃん こんにちは。早くもあじさいの季節になってしまいましたが、京都は美しいんだろうな~。京都行く行く詐欺でごめんね。でもこの夏はゼッタイ行く。龍馬のお墓参りもしなきゃ!

今回のテーマ、「編集長の課題」だね。うん、いろいろあるねえ~~!まあ、「課題」ととらえるか「醍醐味」ととらえるかで思考は異なってくるけど、できるだけポジに考えるのが習わしのわたしとしては後者で考えてみます。

編集長って、要は「人を巻き込めるかどうか」だと思うのね。特に雑誌はそうだよね。一つの媒体を大勢で同じ方向向いて作っていくものだから。書籍の編集長は、もうちょっと勝手が違っていて、進行管理の要素も強いからね。

雑誌の編集長で考えた場合、
●人を巻き込めるか
●思考と行動が伴っているか
●普通のひとの視点をもっているか
●差別を伴う表現をしていないかの見極め
●半歩先を続けられる体力があるか
のような気がします。

そう、新子ちゃんの言う通り、本を作る才能とは別のところだと私も感じてる。

私は頭も良くないし、博学とは縁のない人生を送っているけど、馬鹿みたいに行動力だけはあるから、その行動力のみでこの半生を送ってきた感じW

でも、45歳になって、行動力だけではなくて体系的な学びも必要だと感じているところ。自分に必要な学びが会得できたら、また編集長という仕事の醍醐味はステップアップしてると思うんだ。

新子ちゃんに聞きたいことは、「つまづいたときにどう立ち直るか」。

私の友人の中でもトップレベルで前向き&行動力のある新子ちゃんが弱って立ち直った話をききたいなあW 一応私達 鋼の女編集長も、弱ることはあるわけで。

でも結局、さくっと立ち直るんだけどねえ!

松田紀子

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 毎週土曜日 夕方5時~6時
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●放送局
 ラジオ|KBS京都
 (FM94.9MHz / AM1143KHz)
●パーソナリティ
 円城新子(ハンケイ500m編集長)
 原田博行(サウンドロゴクリエーター)

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