アトツギワールド
「跡継ぎ」を「アトツギ」と呼び、新たな目線で「事業承継」をとらえなおす本コラム。連載で、アトツギの可能性に迫ります。
あるケーキ屋アトツギさんの話。
現場一筋20年のパティシエである彼女に、創業者から経営のバトンが託されました。血縁のない従業員承継です。
「自分でいいのか」という葛藤もありましたが、「役割は人から望まれて生まれるもの」という実父の言葉が背中を押しました。
受け継いだのは事業だけでなく、創業者が築いた経営哲学。
100年以上前から食されてきた食材のみを使う「100年素材」を軸に、「100年スマイル」という新ビジョンを掲げます。
三世代の笑顔と思い出が紡がれる未来をつくるため、スタッフの声に耳を傾けながらチームで成長する組織づくりに挑む。
「子どもにかっこいい背中を見せたい」と奮闘する彼女を応援せずにはいられません。

ライター
小野寺 亮太
PROFILE
アトツギオタクを自称し、「アトツギ」の魅力やおもしろさを伝える活動家。1990年、京都府生まれ。同志社大学卒。父方は飲食兼土産物販売店、母方は工務店を営む両親のもとに生まれるも、普段は京都市役所に勤務。2024年、趣味で「アトツギラボ」というコミュニティを立ち上げ、対話と言語化を大切にする活動を開始。
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