キム兄の京都人あるある
京都出身の木村祐一が、京都人特有のあるある話をご紹介します!
「体裁(ていさい)悪いぞ!」
親によ~言われたなぁ。なんのこっちゃ分からんかったけど、意味は調べた。「世間の人の目にうつる自分の格好。世間体。みえ」。再びなんのこっちゃ分からんかったけど。よその人の目え、気にするんや、と思った。
そんなんえーやん別に、とも。きちゃない(汚い)格好して外出たらあかん、夜遅くに帰って来たらあかん、近所の人と会うたら挨拶せなあかん、んで、挨拶したのに「挨拶したか??」と聞かれる。ウチのうるささ何でやねん!と思ってたけど、みんなそうやったんかなぁ。ヨンの家を羨ましがると「そんなにええんやったらそこの子になりぃ!」「ヨソはヨソ、ウチはウチ!」。いやいや、ウチはウチ!やったら世間体関係無いやん!やからね。
取りつく島がない。で、そんなに体裁、言う割にはオカンが外でよ~言うてた言葉。「今日はアッバッパーやねん」。何ソレ!!
よしもと祇園花月
木村祐一さんも出演している「よしもと祇園花月」では漫才、落語、新喜劇など生の“笑い”を 間近で体感してたっぷりと笑っていただけます。詳しくは「よしもと祇園花月」公式サイトへ!!
木村祐一
PROFILE
1963年京都市生まれ。お笑い芸人、タレント、俳優、放送作家、コラムニスト。特技は料理で、趣味は写真撮影と映画鑑賞、野球観戦など。近年では芸人としての活動だけでなく、役者としても活躍。映画『ゆれる』で東スポ映画大賞・第16回新人賞に選出。2008年には映画監督も務め、『ニセ札』(2009年4月公開)を制作。