キム兄の京都人あるある
京都出身の木村祐一が、京都人特有のあるある話をご紹介します!
皆さんの長電話って何分くらいですか?
ウチは3分以内厳守。昔なので、当然、家の黒電話しか無くての話で、家が一応、商売人やったので、得意先からの電話がいつあっても出られるように、とは父親の弁。キャッチホンもない時代。晩ご飯終わってからの時間にそんな電話ある訳ないんやけど、アレは長電話防止策やったんやろなぁ。
姉が中2~3年くらいかなぁ、彼氏のようなものが出来て、毎夜毎夜、電話の前で緊張しよる訳です。手には話す内容を箇条書きにしたメモ。見ると7項目以上もある。クラブ活動、授業の話、友達、校則、購買部、後は多分、先生のアダ名なんやろう「びんちゃん」とか近所のお菓子屋の名前からテレビの番組タイトルまで。絶対に3分では収まらん内容ですわ。
案の定、何度も制限時間オーバーしては「3分がどんだけ長いか、外に立っとれ!」言われて泣きながら玄関前に立たされてはった。また別の日、項目を削りに削って3くらいにして緊張しつついざダイヤル!
相手留守でした。
よしもと祇園花月
木村祐一さんも出演している「よしもと祇園花月」では漫才、落語、新喜劇など生の“笑い”を 間近で体感してたっぷりと笑っていただけます。詳しくは「よしもと祇園花月」公式サイトへ!!
木村祐一
PROFILE
1963年京都市生まれ。お笑い芸人、タレント、俳優、放送作家、コラムニスト。特技は料理で、趣味は写真撮影と映画鑑賞、野球観戦など。近年では芸人としての活動だけでなく、役者としても活躍。映画『ゆれる』で東スポ映画大賞・第16回新人賞に選出。2008年には映画監督も務め、『ニセ札』(2009年4月公開)を制作。