キム兄の京都人あるある
京都出身の木村祐一が、京都人特有のあるある話をご紹介します!
近所にねー、同い年の男の子友達が3人いました。私を入れたその4人は、中々の仲良し。小学校登下校は勿論のこと、休みの日にも一緒、桂川での魚釣りや大丸公園でのキャッチボール、虫取りなどなど、色んなことして遊んでた。
誕生日には、皆んなが1人のために、のちにお揃いになる、同じものをプレゼント。ある年は飴筆、ある年は下敷き、といった風に、だいたいが文房具でした。まぁ、貰っても貰わんでもええんやけど、一応お揃いになるので、毎年毎年とーっても楽しみにしています。私の誕生日は2月で、一番ラストになるんで、楽しみも一層募ります。
高学年最後の誕生日プレゼント、その年は、なにやら高級っぽい、ハードな質の書類ケースみたいな、少し大人びた感じのものでした。それはそれは楽しみにしつつ、年が明けます。誕生日まで、あと1ヶ月、すると、卒業前のバタバタで、祐一くんの分は見事に忘れられてしまいました。
言えなかった。
よしもと祇園花月
木村祐一さんも出演している「よしもと祇園花月」では漫才、落語、新喜劇など生の“笑い”を 間近で体感してたっぷりと笑っていただけます。詳しくは「よしもと祇園花月」公式サイトへ!!
木村祐一
PROFILE
1963年京都市生まれ。お笑い芸人、タレント、俳優、放送作家、コラムニスト。特技は料理で、趣味は写真撮影と映画鑑賞、野球観戦など。近年では芸人としての活動だけでなく、役者としても活躍。映画『ゆれる』で東スポ映画大賞・第16回新人賞に選出。2008年には映画監督も務め、『ニセ札』(2009年4月公開)を制作。