キム兄の京都人あるある
京都出身の木村祐一が、京都人特有のあるある話をご紹介します!
毎年夏は暑うございます。暑うございますのに「朝晩、だいぶマシになりましたね~」などと近所の人と話してるおかん。「どこがマシ!?」思いながら小学校行ったわ。
取り敢えずウチはエアコンほぼ全面禁止の家でした。贅沢品と捉えて離さない時代の考えの父、それに従わなしゃーない家族。真夏の期間、スイッチ入れたとしてもほんの一週間くらい??それも午後1時~3時、よー頑張って4時まで。実際に気温下がってる?いうたら全くでしょ。夜なんて地獄やったね。で、汗だくの朝、姉なんかが当時流行りの朝シャンなんかしょうと思たら速攻で怒られてる。「風呂は夜に入れ!」解るよ、言いたいことは。でも京都は自他共に認める盆地、夏は蒸し暑くて冬は底冷え、そういう教えをしてきたやん。使わせてよ、文明の利器は。何で買うたん?あ!今、思い出した!6~8畳用のエアコンやのに、勿体無いからって家中の扉開け放して、行き渡るように。て言うてた!渡るかい!とはエアコン談。
よしもと祇園花月
木村祐一さんも出演している「よしもと祇園花月」では漫才、落語、新喜劇など生の“笑い”を 間近で体感してたっぷりと笑っていただけます。詳しくは「よしもと祇園花月」公式サイトへ!!
木村祐一
PROFILE
1963年京都市生まれ。お笑い芸人、タレント、俳優、放送作家、コラムニスト。特技は料理で、趣味は写真撮影と映画鑑賞、野球観戦など。近年では芸人としての活動だけでなく、役者としても活躍。映画『ゆれる』で東スポ映画大賞・第16回新人賞に選出。2008年には映画監督も務め、『ニセ札』(2009年4月公開)を制作。