河原町通広小路北西側に位置する、京都府立医科大学 広小路キャンパス。「知と未来の受発信拠点」をコンセプトに、図書館や看護学学舎など、充実した設備・環境が整っていて、日々多くの学生や医療従事者が学びを深めています。
中でも図書館は、医学・医療関係の資料を中心に約19万冊を所蔵する知の宝庫。そんな図書館が、一般の方を対象に、参加無料の講演会を企画しています。10月は、作家・コラムニスト 泉 麻人氏による「京のバス旅」をテーマにしたトーク。11月は、直木賞作家 北村薫氏と翻訳家・演劇評論家 松岡和子氏による「シェイクスピア」についての対談です。事前申し込みが必要なので、詳細は以下をチェック。
10/21(月)開催
作家・コラムニスト 泉麻人特別講演会
「京のバス旅となつかしい風景」

講師は、作家・コラムニストとして活躍する泉麻人(いずみ あさと)さん。東京や昭和、サブカルチャー、街歩き、バス旅などをテーマにしたエッセイを数多く発表されているほか、テレビのコメンテーターや司会を務めるなど、幅広くご活躍されています。この講演会では、そんな泉さんが趣味の路線バス旅で出会った、人や食、町並みの魅力をお話されます。
「京のバス旅となつかしい風景」
作家・コラムニスト 泉麻人特別講演会
開催日時
2024/10/21(月)15:00開始 14:30開場
会場
京都府立医科大学図書館ホール(附属図書館・合同講義棟)
定員
先着 250名(事前のお申込みが必要です)
参加費
無料
申込方法
サイン会
講演会後、泉先生のご著書を持参の方を対象としたサイン会を行います。
主催
京都府立医科大学附属図書館

作家・コラムニスト
泉 麻人
PROFILE
1956年東京生まれ。慶應義塾大学商学部卒業後、東京ニュース通信社に入社。「週刊TVガイド」「ビデオコレクション」の編集者を経てフリーに。東京や昭和、サブカルチャー、街歩き、バス旅などをテーマにしたエッセイを多数発表。著書に『銀ぶら百年』(文芸春秋)『泉麻人自選 黄金の1980年代コラム』『1964 前の東京オリンピックのころを回想してみた。』(以上、三賢社)。『大東京 のらりくらりバス遊覧』(東京新聞)、『夏の迷い子』(中央公論新社)、『冗談音楽の怪人“三木鶏郎』(新潮選書)、『東京23区さんぽ』『東京ふつうの喫茶店』『東京いつもの喫茶店』『箱根駅伝を歩く』『昭和50年代東京日記』(以上、平凡社)など。
11/7(木)開催
直木賞作家 北村薫 & 翻訳家・演劇評論家 松岡和子
特別対談 「シェイクスピアと私」

2009年に『鶯と雪』で直木三十五賞を受賞した作家の北村薫さんと、シェイクスピア劇の翻訳の第一人者、松岡和子さんによる特別対談。「シェイクスピアと私」というテーマで、お二人のシェイクスピアとの出会いや、様々な演出・解釈に応えられるシェイクスピア劇の懐の大きさ、お二人の印象に残っている舞台などについてお話します。
「シェイクスピアと私」
直木賞作家 北村薫 & 翻訳家・演劇評論家 松岡和子 特別対談
開催日時
2024/11/7(木)15:00開始 14:30開場
会場
京都府立医科大学図書館ホール(附属図書館・合同講義棟)
定員
先着 250名(事前のお申込みが必要です)
参加費
無料
申込方法
サイン会
対談後、著書販売と購入者を対象としたサイン会を行います。
主催
京都府立医科大学附属図書館

小説家
北村 薫
PROFILE
1949年埼玉県生まれ。小説家。早稲田大学卒。1989年『空飛ぶ馬』でデビュー。1991年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞を受賞。2006年『ニッポン硬貨の謎』で本格ミステリ大賞を受賞。2009年『鶯と雪』で直木三十五賞を受賞。2016年日本ミステリー文学大賞を受賞。2023年『水 本の小説』で泉鏡花文学賞を受賞。『スキップ』など時と人の三部作、『いとま申して』三部作など、作品多数。またアンソロジーの編纂も数多い。

小説家
松岡 和子
PROFILE
1942年旧満州新京(現・長春)生まれ。翻訳家、演劇評論家。東京医科歯科大学名誉教授。現代劇の翻訳を経て、1995年からシェイクスピア劇の翻訳に取り組む。彩の国さいたま芸術劇場の故蜷川幸雄芸術監督のもと彩の国シェイクスピア・シリーズで翻訳を担当。2021年、全戯曲の個人訳による「シェイクスピア全集」(筑摩書房ちくま文庫)を完結させ、その功績により菊池寛賞、朝日賞などを受賞。主な著書に『すべての季節のシェイクスピア』『深読みシェイクスピア』他。評伝、草生亜紀子著『逃げても、逃げてもシェイクスピア』(新潮社)がある。
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