キム兄の京都人あるある
京都出身の木村祐一が、京都人特有のあるある話をご紹介します!
昭和55年の高校3年生の時、新京極に今も有る「スター食堂」でバイトしてましてね、調理担当で、ランチのプレートなどにちょっと盛ってある、ケチャップで炒めたスパゲティあるでしょ? アレをね、昔のコントで上から落ちてくるタライみたいな大きさのフライパンでいっぺんに炒めるんすよ。持ち手を脇に入れて、それこそ身体ごと揺すってフライパンを必死のパッチで振ります。その重労働を半年程。
その後配属が変わり、地下にある今は「キリンシティ」になってる所、当時はコーヒーとパイの店で、そこではバーテンとして、コーヒーは勿論、アップルパ イ用の型にリンゴ並べたリチョコレートパフェにサンドウィッチ、クロックムッシュ、てなハイカラなもんまで作ってましたわ。その中でも特筆は、既にスパゲティのカルボナーラとボンゴレロッソがメニューにあったこと! 若千17歳の僕はカルボナーラの虜になりました。今の作り方とは全然違ってたけど、美味しかったなぁ。今度作ってみよ。レシピはまた!
よしもと祇園花月
木村祐一さんも出演している「よしもと祇園花月」では漫才、落語、新喜劇など生の“笑い”を 間近で体感してたっぷりと笑っていただけます。詳しくは「よしもと祇園花月」公式サイトへ!!
木村祐一
PROFILE
1963年京都市生まれ。お笑い芸人、タレント、俳優、放送作家、コラムニスト。特技は料理で、趣味は写真撮影と映画鑑賞、野球観戦など。近年では芸人としての活動だけでなく、役者としても活躍。映画『ゆれる』で東スポ映画大賞・第16回新人賞に選出。2008年には映画監督も務め、『ニセ札』(2009年4月公開)を制作。