キム兄の京都人あるある
京都出身の木村祐一が、京都人特有のあるある話をご紹介します!
お花見してて京都新聞載ったことありますわ。ていうか、載りかけた、ていうか、載ったんやけど、僕はね~みたいな。要するに、小学生の頃昼前の円山公園で、家族やその友達、親戚も居たかなあ、お花見を催さはったんです。私ら子供はジュース飲んで卵焼き食べて走り回るだけ。ウチでは卵焼き食べなコケる、と言われて育ったので。なんや知らんけど。大人はどんちゃん騒ぎ。
で、その時に脚立に乗ったカメラマンがいて、こっちを撮ってはります。で、いちびりの誰かが聞かはった。するとその脚立マンは京都新聞のカメラマンで、その日の夕刊に載せる写真を撮ってるらしいことが判明。みんなめっちゃ喜んで張り切ってカメラ目線の連発。そんなんやさかい、実際に載ったのは、僅かにズレた隣の団体。わたしの身体の肩の一部のみ、入ってました。勿論、誰なのか分かるのは、本人又は、よほどわたしの知らないところで私の身体の研究をしてる方のみ。浮かれ過ぎやねん、ウチの家系は!
よしもと祇園花月
木村祐一さんも出演している「よしもと祇園花月」では漫才、落語、新喜劇など生の“笑い”を 間近で体感してたっぷりと笑っていただけます。詳しくは「よしもと祇園花月」公式サイトへ!!
木村祐一
PROFILE
1963年京都市生まれ。お笑い芸人、タレント、俳優、放送作家、コラムニスト。特技は料理で、趣味は写真撮影と映画鑑賞、野球観戦など。近年では芸人としての活動だけでなく、役者としても活躍。映画『ゆれる』で東スポ映画大賞・第16回新人賞に選出。2008年には映画監督も務め、『ニセ札』(2009年4月公開)を制作。