キム兄の京都人あるある
京都出身の木村祐一が、京都人特有のあるある話をご紹介します!
京都は盆地やさかい、冬は底冷えするぇ~、言われながら育ちましたわな。今はヒートテックや空調設備の充実であんま厚着は意味ないけど、毛糸のパンツ、ラクダのシャツやパッチ、腹巻きまでして頑張ってたなぁ。そんでも、自転車通学時は色々付けるの邪魔臭いし、首筋も開けっばなしで、おかんに「首が寒いー! 」言われながら手袋も嵌めずにズボンのポケットに交互に手を入れながら自転車乗ったもんですわ。でもアレ、どっちか得意の手があって、私の場合は右手でしたから、常に右手の方が冷たい状態やった。ブレーキ的には前になるので、急に握ると前のめりになります。同じように右手が得意な林田くんは、よく前歯を折ってはりました。そして学校帰りに雪が降り出します。お手ては余計にちべたい! 一緒に帰ってた近所の舟本くんは、10分ほど経ってあとちょっとで家、ってとこらへんで「あぁ、雪か」言うてはりました。そういえばあいつは家訪ねても、返事してから5分は出てけーへんかった。裸族か。
よしもと祇園花月
木村祐一さんも出演している「よしもと祇園花月」では漫才、落語、新喜劇など生の“笑い”を 間近で体感してたっぷりと笑っていただけます。詳しくは「よしもと祇園花月」公式サイトへ!!
木村祐一
PROFILE
1963年京都市生まれ。お笑い芸人、タレント、俳優、放送作家、コラムニスト。特技は料理で、趣味は写真撮影と映画鑑賞、野球観戦など。近年では芸人としての活動だけでなく、役者としても活躍。映画『ゆれる』で東スポ映画大賞・第16回新人賞に選出。2008年には映画監督も務め、『ニセ札』(2009年4月公開)を制作。