キム兄の京都人あるある
京都出身の木村祐一が、京都人特有のあるある話をご紹介します!
京都から海水浴といえば、やはり日本海。海がキレイ! 子供の頃は家族で車で田烏。父の友人家族と一緒に民宿、総勢20人程の「団体」やったね、今思えば。その内子供が10人くらいかな、同年代で良く遊んでる子なんかも混じってたから、それは楽しかったです。
しかし私は、憂鬱な部分がひとつ。刺身が苦手やった。朝ご飯はええねん、焼き魚やし。でも晩ご飯、他の子はみんな大好物らしく、イカやマグロや鯛をバクバク食べよんねん。その頃は「イカ?? あんな噛みきれんもんナニが美味いねん? マグロ? 生臭っ!」思てましたね~贅沢に。だから親にワガママ言うて、民宿の方に、海老フライとか卵焼き作って貰ってました。
で、宿のおばちゃんが、明日早起きしたらカブトムシ捕まえに連れてったる、言うてくれはるんやけど、起きられたこと一回も無かったなぁ。起きたら枕元にカブトムシ置いてあんねん。差し詰め、夏のクリスマスやったね。ありがとう。
大人の海水浴はまたの機会に。
よしもと祇園花月
木村祐一さんも出演している「よしもと祇園花月」では漫才、落語、新喜劇など生の“笑い”を 間近で体感してたっぷりと笑っていただけます。詳しくは「よしもと祇園花月」公式サイトへ!!
木村祐一
PROFILE
1963年京都市生まれ。お笑い芸人、タレント、俳優、放送作家、コラムニスト。特技は料理で、趣味は写真撮影と映画鑑賞、野球観戦など。近年では芸人としての活動だけでなく、役者としても活躍。映画『ゆれる』で東スポ映画大賞・第16回新人賞に選出。2008年には映画監督も務め、『ニセ札』(2009年4月公開)を制作。