キム兄の京都人あるある
京都出身の木村祐一が、京都人特有のあるある話をご紹介します!
小五で初めての友達の家での晩ごはん御呼ばれ、緊張しましたわなぁ。
毎週土曜日になると午前で学校が終わり、家にタッチ&ゴーで何人かで丹波口駅に行き、当時まだ電化されてない山陰線に乗り、保津峡まで行ってカップヌードゥル食べて帰る。という、ミニ遠足をしてた訳で。夢は車掌さんでしたから。
それ終わりに林田くんが、ウチでご飯食べ、言うてくれるもんやし、そのままお邪魔してポンジャンしながら待ちます。なんと焼肉! アガル~ってやつです。ガスコンロに隙間の空いた鉄板が乗って、お肉が運ばれてきて火が付きます。林田くんのお父さんはビール、僕らはジュース。サイコーです。お肉が焼かれます、食べます。焼かれます、食べます。ん? ご飯が出てこないぞ。いや待とう。あれ? ずっと出てこないぞ。誰も言わないぞ。お肉が無くなります。お漬物が出てきます。おーっと、ここでご飯の登場だー! 子供やぞ、漬物と白飯、食えるかぃ!
大人合わせのお宅やったというお話でした。
よしもと祇園花月
木村祐一さんも出演している「よしもと祇園花月」では漫才、落語、新喜劇など生の“笑い”を 間近で体感してたっぷりと笑っていただけます。詳しくは「よしもと祇園花月」公式サイトへ!!

木村祐一
PROFILE
1963年京都市生まれ。お笑い芸人、タレント、俳優、放送作家、コラムニスト。特技は料理で、趣味は写真撮影と映画鑑賞、野球観戦など。近年では芸人としての活動だけでなく、役者としても活躍。映画『ゆれる』で東スポ映画大賞・第16回新人賞に選出。2008年には映画監督も務め、『ニセ札』(2009年4月公開)を制作。