白と緑のナチュラルな組み合わせ
アンティーク家具とブリキに飾る
花そのものの美しさ
木箱に入ったクッションモスの上にはクレマチスとシュガーホワイトの紫陽花。緑と白に統一され、美しいコントラストを放つ草花があまりに自然に並び、いかにも花屋さんという感じがしない。ブリキの花器に無造作に入ったユーカリに惹かれて中へ入ると、冷蔵ケースはなく、アンティークのテーブルを台にして、花がこちらを向いている。錆びた細い鉄や、ガラス瓶、古い脚立が立て掛けられた店内は、まるで一つのアトリエのようだ。
白壁に掛けられた美しいリースに思わず目がいく。ドライフラワーかと訪ねると「生花のリースです。自然にドライになっていく風合いを楽しんでもらいたいので」。と軽快に答えるのが、グリオットのオーナー松本恭枝さんだ。京都でこの店を始めたのは6年前。季節感がある花屋を心がけ、その季節に咲く花だけをセレクトする。そのシンプルな色目を好んでか、年配の地元客が多く訪れる。


まずこの店を
オシャレに飾りたい
内装屋が置いて行ったブロックと木板を、彼女は絶好のディスプレイ台にする。店の趣きと独特の空気はすべて彼女に作り出されているのだ。「この店の壁は白いでしょう。だからそれに合うリースを作ります」。常連客はブーケやアレンジも、彼女のこのセンスを信頼し、すべて任せる。「夏は花も弱いんです。だから8月中は休みます」。凛と飾られた深緑一色のリースには、決して地味ではなく、植物本来の強さと美しさが感じとれる。その姿には彼女そのものが表れているのだろうか。
Griotte
TEL
075-213-6807
ACCESS
上京区河原町丸太町上る2丁目出水町280 フローレ御所東 1階
最寄りバス停
荒神口
営業時間
11時〜16時頃
定休日
日・月・火