まいど!本日お湯ありません!ちくりんです!昨年9⽉に⼤⿊湯を再オープンさせてから早5ヶ⽉、ありがたいことにたくさんのお客さんに恵まれて、⽬がまわるほど忙しくも賑やかで楽しい毎⽇を送らせていただいてきたのが、2⽉に⼊って改修⼯事のために休業してからはそれまで毎⽇顔を合わせていた常連さんとぱったり会わなくなり、ぽっかり⼼に⽳が空いたような気分です。毎朝9時に起きて⾵呂掃除をしていた⽣活からも突如解放され、朝寝坊しても焦ることのない日々に⼾惑っております。そんな僕の代わりに⼤⼯さんらが朝早くからトンカントンカン改修⼯事を進めてくれておりまして、みるみる間に⼤⿊湯が⽣まれ変わっていくのを⾒ながら⼤きく⽣まれ変わった⼤⿊湯の姿を想像してワクワクしております!


最初の解体は僕も⼿伝わせていただきました!圧倒的な膂⼒にものを⾔わせて常⼈の三倍のスピードで壁を解体していたら、僕の有り余るパワーに耐えきれずハンマーが真っ⼆つに折れてしまいましたが。そういや以前にも薪を割っている時に勢い余って斧を折ってしまったことがあったな、、、肉体労働は性に合っていて大好物なんですが、いい加減⼒の加減を覚えた⽅が良さそうです。


ところが、それ以降はもっぱら頭を使う仕事に忙殺されており、毎⽇脳みそフル回転でオーバーヒート気味。⼤⼯さんや施⼯業者さんらと打ち合わせを重ね、⾒積書を作ってもらって組合に補助⾦を申請し、銀⾏には融資を申請し、無事借⾦が1,000万円に膨れ上がりました。僕の脳みそも財布も⽕を吹いております。懐が燃え尽きてしまわぬよう今回クラウドファンディングを⾏わせていただいているわけなんですが、脳みその⽅は却って焼かれる⼀⽅。どこのプラットフォームにも頼らず、⼀からホームページを作成し、返礼品のグッズをデザイン、発注し、⽀援者の⽅々にご連絡して、と全て⾃分たちでやっているものですから、考えることとやることが山積みでてんてこ舞いの毎日です。


とはいえせっかくの休業期間、休みのないのが当たり前の風呂屋にとってはまたとない旅行のチャンス。この機を逃すまいと、大黒湯のアルバイトのみんなを連れて一泊二日で有馬温泉に行って参りました。レンタカーを借り、男女6人で楽しくドライブ。カラオケ状態の車中はとても楽しく、あっという間に有馬に到着。温泉街を一通り見て回り、生炭酸せんべいを食べ、有馬の金泉銀泉を楽しんだ後は、温泉街の肉屋で買ったグラム2,700円の神戸牛を一棟貸しの別荘に持ち帰ってすき焼きパーティー。夜はボードゲームやトランプに興じながら恋バナで盛り上がって。なんだか青春を取り戻している気分でした。これが大学生の旅行かと。俺の知っている旅行といえば、野郎共とチャリにまたがり目的地を目指して汗だくになりながら必死にペダルを回すものであり、温泉とは長い長い坂道を息も絶え絶えになりながらなんとか登り切った先にあるオアシスでした。時短のために食事はコンビニ、宿なんて寝られりゃどこでもいいので大抵は激安ビジホ、あるいはキャンプ、時には野宿。夜にはくたくたで明日の走行ルートを調べている間に寝落ちするのが常だった僕にとって、目的地までの距離も獲得標高も気にしなくて良い旅行はとても新鮮でした。たまにはこういう旅行も悪くないもんですね。それにしても有馬温泉まで一滴も汗をかかずに辿り着けるとは、車って便利やなあ。まあ、僕は一切運転してないんですが。地続きでさえあればチャリ圏内、青森も鹿児島もチャリで行ってしまう僕が車に乗ることはありません。ゆえに生粋のペーパードライバー、無事故・無違反・無運転のペッカペカのゴールド免許でい!!



久しぶりにしっかりと羽を伸ばすことができ、とても良い気分転換になりました。とはいえ仕事のことをすっかり忘れて楽しんでいたわけでもございません。移動時間や女性陣が髪を乾かすのを待っている間など、合間合間にしっかりクラファンのメール対応。おかげさまで本当にたくさんの方々からご支援賜っておりまして、どうにかカニ漁船には乗らなくて済みそうです。お申し込みフォームの備考欄に大黒湯へのメッセージをお添えいただけるようになっているのですが、なぜか「大学卒業できるよう頑張ってください」という銭湯の改修とは全く関係のないはずのメッセージが今のところ一番多いです。「返礼品は不要ですが卒業できなかった場合は全額返金してください」というお手紙と共に多額の寄付をしてくださった常連さんもいらっしゃいました。正直「このまま中退しても良いのではないか」という甘えた気持ちに揺れておりましたが、こんなにもたくさんの方から応援されているのであれば。私ちくりん、大黒湯存続のためにも大学を卒業することを誓います!長い戦いになるかとは思いますが長い目でお見守りいただけると幸いです!
長くなりそうなのは僕の大学卒業だけではなくてですね、、、、、
誠に申し訳ございません!!!!休業延長いたします!!!!

3月1日の営業再開を目指して改修工事を進めて参りましたが、なにぶん建物が古く、開けてびっくり、まあ大変の連続で。工事に大幅な遅れが出ており、営業再開は3月下旬となってしまう見込みです。楽しみにお待ちいただいている皆様には本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。しかし時間をかける分、直すところはしっかり直して大幅にパワーアップして戻って参りますので、引き続き楽しみにお待ちいただければ幸いです!!!
クラウドファンディングは4月末まで受け付けております。是非ともご支援よろしくお願いいたします!!
次はVol.6で、いえ、必ずやそれまでに営業を再開した大黒湯でまたお会いしましょう!!!!

ライター
竹林昂大(たけばやし こうた)
PROFILE
愛知県名古屋市出身。金メダルをかじった市長と同じ高校を卒業後、2年間の浪人を経て京都大学工学部に進学。東山の街を人力車を引いて走ったり、キャンプをしながら自転車で47都道府県を全部走ったりと多方面に奔走した結果4度留年。2024年3月には消滅寸前だった京大銭湯サークルを引き継ぎ1ヶ月で100人以上集めて復活させるなど、その活躍ぶりから各種メディア出演も多数。2025年9月からは廃業した五条の大黒湯を継業し店主として番台に立つ日々を送っている。彼女募集中。