どうも、大黒湯の若大将、ちくりんでございます。大黒湯を継業し営業を再開してから丸2ヶ月が立とうとしています、という書き出しにするつもりが、、、風呂屋稼業が忙しくなかなか筆を取れずにいるうちにあれよあれよと日々が過ぎ、締切りも過ぎてしまいました、、、「締切りを設定しないと俺絶対書けません!!」と言って自ら設定して貰った締切りも守れねえ男だ俺は、、、まあ、守れてたら4回も大学留年してませんからね。しかしこれからは毎月26日、そう、「ふろの日」に(なるべく)更新できるよう頑張って参りますので皆さん楽しみにお待ちください。
というわけで、風呂屋を始めて3ヶ月が過ぎようとしております。銭湯のいち常連客から番台のアルバイトを経てついには銭湯の経営者になったわけなんですが、実際に自分で銭湯をやってみた感想としては、、、、めちゃくちゃしんどい!!決して風呂屋の仕事を舐めていたつもりはありません、しかしアルバイトで働くのと経営するのとではまるで違う!やることも考えることも多過ぎててんてこ舞い!頭も体も疲労困憊です。そんな時こそゆっくり湯に浸かって、、、と、行きたいところなんですが、、、うちは深夜1時まで営業しているので、締め作業をしてから一人で風呂に入って寝るとなると、床につくのが3時をまわってしまうんですよね。今は熊野寮を出て大黒湯の2階に住み込んでいるんですが、2階には空調がないので夏の間は脱衣所やロビーに布団を敷いて寝ていました。

そんでもって朝は8時に起きてすぐに風呂掃除に取り掛かり、京大銭湯サークルの後輩に手伝って貰いながら二人で5時間くらいかけて風呂を磨いて湯を沸かし、脱衣所やロビーの掃除も済ませて午後3時の開店になんとか間に合わせ、店を開けてからは洗濯したりお金の計算をしたり、ドリンクや備品の発注をしたり、SNSを更新したり(これが実はかなり面倒くさい)しながら一人で番台に立ち続けること10時間、ようやく1日が終わり深夜1時に暖簾を畳んで締め作業をして、、、という生活を繰り返していたところ瞬く間に痩せてしまい、「こりゃ早死にする」と確信。それからというもののより積極的に京大銭湯サークルの後輩達をアルバイトとして雇って手伝って貰っています。番台にも代わりに立って貰い、お客さん達に混じって営業中に風呂に入ることで早く寝られるようになりました。お客さん達と裸の付き合いをするのも若大将として大事な仕事の一つってことにしておく!!


銭湯サークルのみんなだけでなく、お客さん達にも大変助けて頂いております。痩せた僕を見て心配したお客さんたちがいろんなものを買ったり作ったりして届けてくれるようになり、この頃は食べるものに困ることがございません。僕が風呂を沸かし、お客さん達は飯を届ける。お湯と食べ物の物々交換が成り立ちつつあります。ご飯だけでなくお菓子や果物なんかも頂くので、むしろかなり贅沢な食生活を送れるようになりました。おかげさまで食べ過ぎで肥えてきたので、この頃は銭湯サークルのみんなに店番を頼んで僕は人力車を引いて走っております。本末転倒ってこれで使い方あってましたっけ。

そんなわけで、日中は紅葉真っ盛りの京都で人力車を引き、夜は大黒湯の番台に立つ、二足の草鞋を履き潰す勢いで猛烈な日々を送っている私ちくりんがお届けしました!次回もお楽しみに!!


ライター
竹林昂大
PROFILE
愛知県名古屋市出身。金メダルをかじった市長と同じ高校を卒業後、2年間の浪人を経て京都大学工学部に進学。東山の街を人力車を引いて走ったり、キャンプをしながら自転車で47都道府県を全部走ったりと多方面に奔走した結果4度留年。2024年3月には消滅寸前だった京大銭湯サークルを引き継ぎ1ヶ月で100人以上集めて復活させるなど、その活躍ぶりから各種メディア出演も多数。2025年9月からは廃業した五条の大黒湯を継業し店主として番台に立つ日々を送っている。彼女募集中。