
スイスとロサンゼルスを拠点に活動しているマルチメディアアーティスト・John Fergo(ジョン・フェルゴ)氏のアートエキシビジョン『TIME BREATH(タイムブレス)』が11⽉19⽇から24⽇まで、京都市上京区上⽣洲町のアートギャラリー「kōjin Kyoto (コウジン キョウト)」で開かれる。日本でのフェルゴ氏の作品展は今回が初めて。「BREATH (呼吸)」をコンセプトに、和紙を使った絵画作品を中心としたインスタレーションを展示する。
スイス出身のフェルゴ氏は絵画をはじめ、詩、映画、ドローイング、写真など、多彩な⼿法で創作活動を⾏っている。近年は和紙が持つ独特な質感に惹かれ、油彩パステルと顔料を使った作品を制作している。本展のために10月下旬から京都に滞在し、京都市立芸術大学キャンパス内で寺田倉庫が運営するレンタルアトリエ「TERRADA ART STUDIO 京都」で作品制作を進めてきた。

「自分を取り巻く外的な世界や自己の内面の『隠れている部分』を表現することが、制作のモチベーションになっている」と語るフェルゴ氏。本展『TIME BREATH(タイムブレス)』は、目に見えない「BREATH (呼吸)」を「かすかな存在」として捉え、油彩パステルや顔料に加え、日本の金箔も用いて不定形に揺蕩う色彩や形を和紙や提灯に描いた。照明による陰影や⾳楽を効果的に組み合わせ、鑑賞する人が作品の世界に入り込むようなインスタレーションとして構成する。
フェルゴ氏は、自身のルーツであるスイスと日本に、人々の勤勉さ、山や湖などの豊かな自然といった「共通するつながりがある」という。「とりわけ京都は街や鴨川を歩くだけで、不思議なインスピレーションを感じる。特別なatmosphere(アトモスフィア)が流れていると思う」と語り、作品制作の合間に一日約15キロを散歩することもある。そんな京都の「特別なatmosphere」を表現しようと、本展の制作にフェルゴ氏が使用する和紙や顔料、提灯はそれぞれ京都の伝統工芸の職人とコラボレーションした。自身がデザインを手がけた扇子と、スイス製の腕時計も展示する。
フェルゴ氏は「機械的な大量生産のプロダクトがあふれる現代において、熟練の技を持つ伝統工芸の職人はとても貴重な存在。京都とスイス、それぞれの国の職人による伝統的な手仕事は『良きものを長く守り続ける』という精神が共鳴する。アートを感じ取り、アートを生み出し得る人間という存在は、最も身近で最も大きな奇跡だということを感じてほしい」と話している。

John Fergo (ジョン・フェルゴ) アートエキシビジョン 『TIME BREATH (タイムブレス)』
会期
2025年11⽉19⽇(⽔)〜24⽇(⽉・振休)
時間
11:00〜18:30
展示内容
インスタレーションの展⽰、アート作品の展⽰販売、オリジナルグッズの販売
会場
住所
〒602-0855 京都府京都市上京区上⽣洲町248-6 (荒神⼝⻄詰)
アクセス
京阪線神宮丸太町駅5番出⼝より徒歩5分、地下鉄烏丸線丸太町駅1番出⼝より徒歩15分
⼊場料
無料
詳細については公式WEBサイトまたは公式Instagramをご参照ください。
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